バイヤステープの使い方で一般的に紹介されるのは、図のようにバイヤスが見えるようにくるんで仕上げる方法で、小物作りなどにもよく使われます。
ハンドメイドでは王道の方法ですが、同じバイヤス始末でも洋服の作り方では衿ぐりや袖ぐりの端の仕上げをグレードアップさせた、くるまない縫い方をご紹介します。
① 用意するバイヤステープは二つ折りにした状態で18mm(20mmだと広すぎ)
② 両端1㎝出して衿ぐりに固定します。
③ 縫い代7mmでミシンをかけます。
④ バイヤスを縫い代側に倒します。
⑥ バイヤスを内側に倒します。表から見るとステッチは見えません。⑤でステッチをかけたので、綺麗に倒れます!
裏はこのようになっています。
⑦ 1cm残しておいたバイヤスの端を折り込んで
⑧ 画像のみどりの線のようにステッチをかけて出来上がりです。
表から見ると1本だけステッチが見えています。
以上がくるまないバイヤス処理の方法になります。
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