手作り服”リメイク”ノースリーブワンピースに袖を付けよう

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こんにちは ステラ洋裁店です。
今回は洋服のリメイクををしてみました。
リメイク自体はケースバイケースなので、今回のリメイクがお役に立たないかもしれませんが
着丈を直したり、袖を付ける、または外す、などの基本的な方法をご覧頂けたらと思います。

デザインは着丈がくるぶしまである丈の長いワンピース。
と言いますか、ご依頼者さんは身長151cmくらいだという事で、どうしたって長いノデス。
捨てるのはもったいないし…という事でリメイクをお引き受けしました。
丈を短くするついでに、身頃にダーツを入れてスタイリッシュに、そしてノースリーブをフレンチスリーブにしていきます。

元のデザインはウエストの切り替えもなく、すとんとしたストレートなタイプ。
なので、比較的アレンジしやすいワンピースです。

変えるのは
*着丈
*ウエストを絞る
*袖を付ける
の3つです。

 



洋服リメイクのアイデア おしゃれで簡単! 裾を短く

まず、着丈を短くします。
12cm短くしたかったので、縫い代4cmを差し引いて8cmをカットしました。
裾から8cmを測って印を付けてジョキジョキと切り取ります。

まず4cmを測って折り、そこにアイロンをかけます。

次に2㎝分を指で折り込んでピンで固定します。
この時はアイロンはかけないようにします。
アイロンをかけない理由は、折り込んだ2㎝分の端はいせ込む必要があるからです。

 

図の水色の線はの線より少し長くなっています。
水色の位置で折った時、アイロンをきちっとかけてしまうと、緑の線に合わせにくくなってしまいます。
なので、じっとしていてね、と言う感じで折り込んで固定しておきます。
ミシンをかける時は、固定している部分で必ず縫い切ります。
どうしても、上になっている方が押され気味に縫えていくので
手で押さえ込みながら縫い進めます。

 



洋服リメイクのアイデア おしゃれで簡単!ダーツを入れる

前身頃の縦方向にダーツを入れてウエストラインを絞ります。
まず、どこがウエストラインなのか調べないといけません。
その為には、前中心線をみつけます。

ワンピースを脇線で固定していきます。
脇線にピンを垂直に立てて、反対側の脇線と合わせます。

この作業は結構辛抱強く取り組みました。

ですが、今書きながら考えたら、例えば袖ぐりから10cm、20cmというふうに、
端からの長さを決めておくと、合わせるのが簡単かもしれません。

前中心がわかったら、ウエストのひもの位置から前中心線に向かって直角になるように合う
垂直の線を引きます。それがウエストラインになります。

ウエストラインがわかったら、前中心から9cmの位置に3cmのダーツを入れます。
ダーツの中心は9+1.5cmですので前中心から10.5cmの位置に平行線を書きます。
上方向(図では左方向)に12cm伸ばした位置をダーツの先にします。

全部をダーツでカチッと絞るよりは下側はふんわり感を残したかったので
下(右方向)はダーツにしないでタックにすることにしました。
3cm幅の平行線をウエストラインから10cmの長さで引きます。

片面にダーツの線が書けたら、もう片面にチャコペーパーなどを使って写します。
写し終わったら、ダーツを縫い合わせます。
アイロンで前中心方向に倒しておきます。

洋服リメイクのアイデア おしゃれに簡単!袖を付ける

袖ぐりはノースリーブでバイヤス始末がしてあります。
それをほどいて、作れる範囲で袖を付けます。
使えるのは、裾を短くした時に切った10cm幅の端切れです。

たかが小さな袖なのですが、ここはきちんと型紙を作っていきたいと思います。
前後の袖ぐりの長さを測って製図しました。

袖口は縫い代節約のためにいつもの3つ折りではなくロックミシンをかけて上からたたく、と言う方法にしています。

出来上がりの袖下が1.5cmくらいになりましたが、問題なく付ける事が出来ました。
袖ぐりはロックミシンをかけて袖の方に縫い代を倒してアイロンをかけます。

これでリメイク完了です。

 

リメイクの様子を動画にしています。
よかったらご覧くださいね!

 

 

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