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パンツやスカートのウエストベルトを縫い付けるとき、こんな経験はありませんか?
最初の縫い合わせはきれいにできたのに、ベルトを半分に折って内側を縫い付けようとすると、なぜか布が余ってしまう。
裁断も正確にしたし、縫い目も曲がっていない。それなのに最後の仕上げでズレてしまうのは困りますよね。
今回は、そんなウエストベルトのズレや布の余りについて、原因を考えながら、きれいに仕上げるためのポイントをご紹介します。
ウエストベルトの内側の布が余ってしまうのはなぜ?
一般的なウエストベルトの縫い方では、まずベルト布をパンツやスカートのウエスト部分に中表に合わせて縫い付けます。
ここまでは問題なく縫えることが多いと思います。
ところが、ベルト布を半分に折って内側の端を最初の縫い目に合わせようとすると、布がたるんだり、余ったりすることがあります。

これは、必ずしも裁断や縫製が間違っているからとは限りません。
同じ長さで切っていても、片方を本体と縫い合わせるだけで生地が縮みます。 縫っていない方の辺と長さが変わってしまいます。
結局、縮んだ方に縮んでいない布を合わせるのだから、余るのは当然なのです。
ウエストベルトをズラさずに縫うためのポイント
1.裁断時に地の目を確認する
まずは「基本のキ」です。ウエストベルトを裁断するときは、型紙の指定に従って地の目を正しく取ることが大事です。
地の目がズレていると、縫っている途中で生地が伸びたり、ねじれたりする原因になります。
2.ベルト布をウエストに合わせて「わ」に縫い合わせる
左右どちらかの縫い目にゴム通し口を作るので、縫い代は割って、ステッチを入れておきます。


3.アイロンはかけない
本体と縫い合わせの位置にアイロンはかけますが、

縫い代を折り込むときにはアイロンはかけません。

アイロンをかけると生地がピシッとしすぎるので、細かい操作ができなります。
折り目や縫い代を手で整え、自然に収まる状態を作りたいので絶対にアイロンはかけないで。
4. 均等に固定する
縫い代を固定する時に端からではなく、あまり分を均等に分配して固定します。

ウエストベルトがズレない縫い方を動画で解説
私自身、パンツやスカートを縫っているときに、どうして内側のベルト布が余ってしまうのだろうと疑問に思っていました。
地の目を正確に取って裁断し、まっすぐ縫い合わせても起こるこの現象。
そこで、自分なりに原因を考え、対処法を動画にまとめました。
実際の布の動きや縫い付ける手順は、動画で確認していただくとわかりやすいと思います。
ウエストベルトの2通りの縫い方
ベルト布を縫いつける方法は2通りあります。裏側からステッチをする方法と表側からステッチをする方法です。
裏側からステッチをする方法
- ベルト布の縫い代をミシン目の際の丁度の位置に合わせて固定

- 端ミシンをかける

- 表から見るとベルト布の端にステッチがかかっています。

この方法はピンでの固定のみと、分散させたあまり分を指で押さえこみながら縫いますので、初心者さんにとってはちょっとだけハードルが高いかもしれません。
しつけ縫いをして表側からステッチをかける
- ウエストベルトの内側の布の縫い代を折って本体の縫い合わせ線よりも1mmかぶせて、しつけ縫いで固定します。

表側から見ると、本体の縫い合わせ線の下側にしつけ縫いの縫い目が来ています。
- そして、表側からミシンでステッチをかけるときは、しつけ糸よりも少しベルト側を縫います。

こうすることで、裏側の布をしつけで固定した状態のまま、表側から縫い目の位置を確認して仕上げることができます。
しつけ縫いをする位置と、ミシンステッチを入れる位置を分けることが、この方法の大切なポイントです。
さらに、張っている側を上に、余っている側を下にして縫うことで、ミシンの送り歯の働きを利用できます。
『張っている側を上に、余っている側を下にして縫う』の理由はミシンの特性に関係しています。
まとめ|ウエストベルトは最後の仕上げまで丁寧に
ウエストベルトは、パンツやスカートの見た目を左右する大切な部分です。
裁断や縫い合わせが正確でも、折り返したときに布が余ったり、ズレたりすることがあります。
そんなときは、単に縫い直すのではなく、生地の厚みや折り返し部分の収まりにも目を向けてみてください。
ちょっとした違いで、仕上がりが変わることもあります。
具体的な縫い方については、ぜひ動画も参考にしてみてくださいね。
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