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「50代になると、若い頃の服がなんだか似合わない…」「市販の服はしっくりこない」
「体型をきれいに見せたいけど、締めつけはイヤ」
そんな悩みを持つ50代の方におすすめしたいのが、自分の体に合わせて作る“体型カバーワンピース”です。
今回は、50代女性に似合う体型をきれいに見せるシルエットを意識したワンピースの型紙と、作り方のポイントをご紹介します。
50代に似合うワンピースの条件
50代になると、体のラインが少しずつ変化してきます。
「お腹まわりが気になる」「二の腕を出したくない」「背中が丸くなった気がする」──そんな声をよく聞きます。
でも、それは決してマイナスではありません。体の変化に合わせてデザインを“整える”だけで、似合う服になります。若い頃の「華奢に見せる服」よりも、「やさしく包み込む服」が魅力的になってきます。
📌シルエットは直線と緩やかな曲線のバランス
50代から似合うワンピースのキーワードは、「ゆとり」と「ラインの流れ」。
体を締めつけず、でもだらしなく見えない絶妙なバランスが大切です。
- Aラインやコクーンライン
→ 下に向かって少し広がるラインが、自然に体型をカバーしてくれます。 - 前後に切り替えを入れる
→ シルエットに立体感が出て、のっぺり見えない。 - 少し長めの丈(膝下〜ふくらはぎ)
→ 落ち着きと上品さを演出。
「隠す」のではなく、「流す」イメージでデザインを選びましょう。
📌首まわり・袖・丈が印象を左右する
顔まわりや腕のラインは、年齢を一番感じやすい部分。デザイン選びで印象が大きく変わります。
- Vネック → 顔まわりがすっきり見えて、首を長く見せる効果。
- ボートネック → 鎖骨ラインをきれいに見せ、やわらかい印象に。
- 七分袖や八分袖 → 手首を見せることで、全体が軽く見える。
- ふくらはぎ丈 → 落ち着きがありながら、脚さばきも良い。
この4点を意識すると、スッキリと見えて動きやすい、大人に似合うワンピースになります。
📌素材は“落ち感”と“肌ざわり”で選ぶ
素材選びも大切なポイントです。
50代の肌には、柔らかくて肌なじみの良い天然素材がよく似合います。
- リネン → 通気性が良く、体に沿って美しく落ちる
- ダブルガーゼ → 優しい肌触りでナチュラルな雰囲気
- コットンリネン → しわも味になる大人のカジュアル感
少し厚みのある生地を選ぶと、体のラインを拾いにくく、安心して着られます。
また、季節ごとにおすすめの素材は次の通りです。
春夏――リネン、ダブルガーゼ、ローンコットン
秋冬――リネンウール、起毛コットン、薄手のウール混
※「冬にリネンっておかしい?」と思う方へ → 実はリネンは通気性だけでなく保温性もあり、重ね着次第で年中使える万能素材なんです。
▶ 関連記事:[冬でもリネンはおかしくない!季節に関係なく年中着れる優れた天然素材]
体型カバーに効果的なデザインのコツ
「体型カバー」と聞くと、ゆったりした服を想像する方も多いかもしれません。
でも、ただ“ゆるいだけ”では、かえって太って見えることもあります。
大切なのは、ゆとりのある中に“ライン”をつくること。
ここでは、ステラ洋裁店で人気の体型カバーデザインのワンピースを4つご紹介します。
体型をカバーするももんがワンピース
大きな袖が手を広げるとももんがの様なデザインのワンピースです。ももんがワンピースはほっそりさんでもぽっちゃりさんでもどちらの体型にでも似合う優れもの。パターンは図のように前身ごろ、後ろ身頃ともに、プリンセスラインの位置で切り替えを入れて、ゆったりですがすっきり見えるデザインにしています。
大きな袖ぐりもデザインの特徴で、腕回りがとっても楽で着心地がいいです。
衿ぐりも頭が丁度入る広さでなおかつ、開き過ぎていないのも人気のポイントです。夏は1枚で着てもいいですし、冬はタートルネックと合わせて重ね着しても窮屈に感じないワンピースです。

作り方動画と型紙の書き型図はこちらをご覧ください。
Vネックすっきりやせ見えシンプルワンピースの作り方と型紙|M/L~3L
顔まわりがすっきり見えて、首を長く見せる効果があるVネックと、四角いボックスシルエットのワンピース。前後差のある裾ラインが横から見た時のおしゃれ感を増し増しにしています。
作り方動画と型紙の書き型図はこちらをご覧ください。
体型カバー・シャツカラーワンピース
シャツカラーを付けてVネックにあけた衿ぐりと前身ごろの縦方向への切り替え、後ろ身頃はボックスタックをたたんで猫背気味の肩周辺はスッキリとさせて肩甲骨あたりから下はふんわりとなるようにしています。着丈はチュニック丈ですが長くしてワンピースにするのもOK!
大人シックなジャンパースカート
きちんとした印象の甘くないジャンパースカートです。衿ぐりはVネックですっきりと、身頃のウエストに切り替えを入れて、スカート部分はソフトなフレアーにしています。 夏は1枚で着てボレロを羽織ったり、冬はタートルネックのシャツと重ね着もできます。
作り方の動画はこちらです。
こちらの型紙の書き型図は有料になりますが、作り方のポイントも書いていますのでチェックしてみたください。

まとめ ラインを作ることが体型カバーの基本
体型カバーというと、まず思い浮かぶのは「ゆったりした服」でも本当に大切なのは、“ゆとり”の中にきちんとしたラインをつくることです。
洋裁の世界では、「ライン=印象」と言われます。ラインの取り方ひとつで、同じ体型でもまったく違って見えるからです。単に大きめの服を着ると、全体のシルエットがぼやけて本来のスタイルよりも重く見えてしまうことがあります。
とくに50代以降は、骨格がやわらかくなる分、“締めるところ”と“流すところ”を意識的に作ることが必要です。
50代の服づくりで大切なのは、“体型を隠す”発想から“整える”発想へ切り替えること。
自分の体を否定せず、「今の自分をきれいに見せる形」を探す時間は、とても前向きで楽しいものです。今回ご提案した3つのデザインの他にもステラ洋裁店では身体が喜ぶ着心地のいい服をたくさんご紹介しています。皆さまの手作りライフのお役に立てて頂けますように。
📌これまでに動画で作り方をご紹介した洋服と無料で見て頂ける型紙の書き型図をまとめ記事がこちら。参考にして頂けるデザインがあったら嬉しいです。
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