帯で作るパッチワークジャケット|着物リメイクっぽくないリメイク術

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着物の帯の裏地を利用したパッチワークジャケットの作り方をご紹介します。生成りの無地にアンティークレースやローンの花柄をコラージュしたヘキサゴンをパッチワークして前身ごろに使っています。

この記事では
・作り方動画
・型紙の書き型図
・パッチワークの方法
・縫い方のコツ
などをまとめて解説します。

作り方動画

ステラ洋裁店チャンネル『着物の帯をパッチワークして作るノーカラージャケット』を公開しました。

型紙の書き型図

【出来上がりサイズ】
・着丈 53cm
・胸幅 50cm
・肩幅 38cm
・袖丈 34cm

着物の帯の幅に合わせています。
後ろ身頃は中心ではぎ合せ、袖は布目線を横方向に取っています。
普通地で作る時は、後ろ中心は「わ」、袖は通常通り布目線縦方向にして裁断します。

縫い方のポイント

ヘキサゴンパッチワーク

今回使ったヘキサゴンは一辺が7cmの大きなピースです。裁断するときは縫い代1cmを付けてください。

・無地
・レースコラージュ
・ローン花柄にレースをかぶせたもの

の3種類を組み合わせています。ここで使うレースは洗濯にも耐えるようにコットンやリネン素材を使います。

コラージュができたら周囲にロックミシンをかけます。縫い終わりの糸は縫い目の間に通してからカットします。

📍角に余分なロックミシンの糸が溜まらないようにする縫い方
角まできたら、3針程度縫い進んでから①押さえを上げ、②奥にちょっと生地を引っ張って、ロックの編み目を伸ばしてから回転させます。

📍『ロックミシンの縫い方 8つのテクニック』で角を曲がる方法を動画でご覧ください。

ピースが出来上がったら縫い合わせていきますが、この時縫い代まで縫わないように気を付けます。必ず出来上がりの線のみを縫うようにしてください。縫い代まで縫ってしまうと、次のピースを縫い合わせることができません

1回縫うごとにアイロンで縫い代を割ります。次の縫い合わせのために、縫い代に線を書きこんでおきます。

はぎ合せのコツは、衿ぐり、袖ぐりなどの端に当たる場所は無地のピース、コラージュしたピースを使うとしても、縫い合わせた時に縫い代が重なっても影響しないような向きにすることです。

はぎ合せ終わったら、1ピースごとにステッチを入れます。

裏側。

縫い代の始末

通常の方法では、袖下や脇は2枚同時にロックミシンをかけて片倒しにしていますが、今回は縫い代の部分をできるだけ薄くしたいので、それぞれにロックミシンをかけて割っています。

また、袖口や裾も3つ折りにしてステッチで仕上げるところですが、ロックミシンをかけて2つ折りにし、表に響かないように奥まつり縫いで仕上げています。

こうすることで、フォーマルなシーンでも着て頂ける仕上がりになっています。

手縫いで作るボタンホール

ボタンホールを作りたい位置が丁度ヘキサゴンのはぎ合せた位置になり、厚みができてしまいました。ミシンでのボタンホールでは厚みがない位置との仕上がりに差ができてしまうので、今回は絹糸で手縫いにしました。

ボタンの大きさは直径25mmで、裏に力ボタンを付けています。

📍手縫いで作るボタンホールの詳しい方法を動画にしています。糸を引く方向にちょっとした工夫をするだけで、仕上がりに差がでます。

まとめ

今回は『着物リメイクっぽくないリメイク術』がテーマです。帯の裏地をヘキサゴンのパッチワークにして作った、シンプルなノーカラーのジャケット。

着物の帯とは言え、無地を使いましたので「和」の雰囲気はあまりないかもしれませんが、正絹の朱子織(詳しくはわかりませんが)なのでよく見るとほんのり着物リメイクのテイストが残っています。

ヘキサゴンパッチワークは大きなピースでしたので、パッチワークと言っても時間はあまりかからず、早く縫い合わせることができました。

1つのアイデアとしてご覧いただけたらと思います。

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