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二の腕が丁度隠れる長さのきれいなフレンチスリーブのブラウスを作りました。衿ぐりも開きすぎていないので、すっきりしています。 このブラウスは本当にきれいで、ぽっちゃりの私が着てもすっきり見えます！
ブラウスの特徴は、「袖口の切り替え」と、後身頃の縫い合わせ部分に作った「持ち出し付きの開き」です。型紙、それぞれについての解説と作り方のポイントなどをまとめていますので最後までご覧ください。
ぽっちゃりさんでもすっきり見える！うでが隠れるフレンチスリーブ作り方動画
ぽっちゃりさんでもすっきり見える！二の腕が隠れるフレンチスリーブの作り方はこちらの動画をご覧ください。
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［出来上がりサイズ］
着丈 62cm
胸幅 約58cm
袖丈 約25cm
用尺 110cm幅 1.5m （着丈×2）
今回使用した生地はアシュリーファブリックのリネン生地でカラーは『ブルーグレー』です。
ポチップ
ぽっちゃりさんでもすっきり見える！うでが隠れるフレンチスリーブの型紙と縫い方
型紙はこちらです。袖口の切り替えは面倒なようですがあった方が出来上がりが綺麗です。
型紙の販売もしております。購入をご希望の方はサイトへどうぞ！
型紙と縫い方 衿ぐりと着丈のアレンジ
衿ぐりの開きは、後ろに開きを作っているので狭めです。
広くしたいときは衿ぐり線を下げます（赤い線）
衿ぐりの長さによっては後ろに開きを作らなくてもいい場合があります。頭囲を測ってチェックしてください。ただ、このブラウスは後ろの開きもデザインの一部ですので開きがある方が可愛いかも！？
また、着丈も身長に合わせてアレンジしてください。伸ばしてチュニックやワンピースにもできます。
型紙と縫い方 袖（カフス）
袖口の切り替え部分に2重のカフスを付けています。2重にしたことで厚みが出来て張り感を持たせています。そうする事で袖口が腕にまとわりつかず余裕ができて腕がすっきり見えます。
型紙は前後の袖山を突合せにして1枚にします。
これを4枚裁断します。
縫い方―――左右を2枚ずつ縫い合わせて仕上げ、二重のままで身頃と縫い合わせます。縫い代にロックミシンをかけて袖側に縫い代を倒してステッチ。
その後、脇を縫い合わせます。
型紙と縫い方 持ち出し付きの開き
今回のブラウスは後身頃に『縫い目を利用した持ち出し付き開き』を簡単な方法で作りました。一般的な『スラッシュ開き』よりももう少しきちんとしていて、かといって切り込みを入れないといけないような高度なものでもありません。
この開きの作り方なら、カジュアルな印象よりもランクアップさせる事が出来ます。今回は後身頃側で作りましたが、例えば着物リメイクなどで前中心ではぎ合せをするとき、開きにこの方法を使うのもよいと思います♪
注意しないといけないことは、開きの部分の縫い代を他よりも多く取ることです。
このように、開きどまりの位置から下に2~3cmのあたりから開きの部分の縫い代を2cm以上は取ります（ここでは2cm取っています）
上になる方は中心線に合わせて3つ折りにしますが、下になる方に持ち出しを作りますので1cmだけ折って1cm分の持ち出しにします。
折り跡だけ付けたら、先に衿ぐりを仕上げます。今回は衿なしですが、衿を付ける場合でも同じです。衿ぐりを仕上げてから、ステッチをかけます。
図のように上・下それぞれの縫い代の端に開きどまりの位置と平行になるくらいのところまでステッチをかけて一旦置いておきます。
オモテ側から見て、開きを重ねて図の青い線のようにステッチをかけて縫い止めます。
中心線の位置をミシンの縫い目を1にして数回返し縫をしてカン止めをしておきます。
これで縫い目を利用した持ち出し付きの開きが完成です。
ぽっちゃりさんでもすっきり見える！二の腕が隠れるフレンチスリーブ｜型紙と縫い方｜持ち出し付きの開きの簡単な作り方 まとめ
基本的なフレンチスリーブのブラウスをアレンジして、二の腕が隠れる丁度いい長さのフレンチスリーブブラウスの作り方動画、型紙、また袖口の縫い方、縫い目を利用した持ち出し付きの開きの作り方について解説しました。
衿ぐりの開き具合の調整方法も併せて載せていますので、ぜひ自分に合うサイズで作ってくださいね！
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