パッチワークスカートの作り方|はぎれをランダムにつなぐコツ

パッチワークしたスカートをはかせたボディが中央にあり「パッチワークスカートの作り方、ハギレをランダムにつなぐコツ」というテキストが入っている Bottoms

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はぎれを組み合わせて作るパッチワークスカートは、布を無駄なく使えるだけでなく、ひとつひとつ違った表情を楽しめるのが魅力です。

この記事では、はぎれをランダムにつなぐときの考え方やコツ、裁断から縫い合わせまでの流れを分かりやすく解説します。初心者の方でも取り入れやすい方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

パッチワークスカートの作り方動画

パッチワークスカートの作り方動画はこちら!

こちらのパッチワークスカートは比較的薄い生地ばかりを集めて作りましたが、

新しく作ったスカートはふくれ織りジャガードやオックスなどの中厚のハギレを集めてランダムにつなぎました。

パターン型紙

パターンは前後スカート共通ですが、ウエストのくりが違います。
✅前スカートは前中心で2cm下げる
✅後ろスカートは後ろ中心で1cm下げる

スカート丈は80cmにしていますが、裾周りの広さも併せて
身長に合わせて調整してください。
ポケット布とウエストベルト布は一枚布を使います。

パッチワークのはぎ合せ例

パッチワークスカートのハギレの組み合わせの例をご紹介します。

今回私がパッチワークしたのはこんな感じのはぎ合せ方です。横幅は同じ幅に統一して、長さはハギレで取れる最大の長さを無駄なく取りました。ですので長さはいろいろにランダムですが、横幅を合わせることで規則性もあります。長さが短いものばかり続けて繋げないで長い短いを交互につなぐのがいいですね。

分かりやすいようにグループ別に色分けしてみました。
配置のコツは★印にあたる部分は脇の縫い合わせや裾上げの都合があるので、できるだけ大きなパーツを持ってくるように調整します。

裁断と縫い方のコツ

裁断のコツは「地の目を通す事」です。縦糸も横糸もしっかりと地の目を通して裁断します。そうすることで、どんなにたくさんの布を縫い合わせても綺麗な一枚布に縫いあがります。

地の目って何?や地の目の取り方について詳しくはこちらをお読みください。
布目(地の目)とは|無視してはいけない理由とボールペンでできる確認法

洋裁や布物のハンドメイドにおいては一番重要なのがこの「地の目を通す」ことです。生地の織り目の縦横がちゃんとしているだけで、縫いやすさも出来上がりも違ってきます。「基本のき」ですね。

縫い方としては、せっかく地の目を通してまっすぐに裁断したのだから、まっすぐに縫うべきです。これ以外には何もありません。まっすぐ切ってまっすぐ縫う!

縫い合わせごとにロックミシンをかけ、アイロンできちんと片側に倒し、2mmの位置にステッチを入れます。

いちいち、ステッチを入れるのは大変ですがこれをしておかないと、いざ布が出来上がって裁断をしたときに切り口がほつれてしまいます。全部の縫い合わせ位置にステッチが入るとどこをどう切ってもほつれないので、作業がしやすくなります。

ちなみに裏側はこのようになっています。

パッチワークスカートの作り方|はぎれをランダムにつなぐコツ

今回の記事ではパッチワークスカートの動画に基づいて、はぎれをランダムにつなぐパターンやはぎ合せデザインの提案、裁断や縫い方のコツについてまとめました。

パッチワークのデザインとしては比較的簡単な四角い布を横方向はランダムな幅でつなぐ方法で作っています。布目や地の目を意識しながら「まっすぐ切ってまっすぐ縫う」の洋裁の基礎練習にもなりますので、ぜひチャレンジしてください!

コラージュパッチワークで洋服も作っています。別記事でご紹介しますね。

パッチワークスカートやワンピース、小物類などはぎれの活用法をまとめた記事はこちら!併せてお読みください。

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