ちょっと違うスタンドカラージャケットの作り方

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ちょっと違うスタンドカラージャケットの作り方をご紹介します。全体的にはシンプルなデザインですが、「ちょっと違う」は2点あります。1点は衿の高さを一般的な3~4cmよりも少し高くしたらとてもおしゃれになりました。もう1点は袖に切り替えを入れたことです。

それでは作り方動画と型紙、作り方のポイントを解説します。

※型紙に変更があります
バストラインから下25cmとしていますが30cmの間違いです。
訂正してお詫びいたします。

作り方動画

スタンドカラージャケットの型紙

スタンドカラージャケットの型紙です。
イラストの縮尺は正確ではありませんのでご了承ください。

【サイズ】

平置きでのサイズです
着丈 57cm
胸幅 56cm
袖丈 約50cm
※着丈52cmですが、コートにする場合はそのまま脇線を延長してください。

【縫い代】
縫い代なしの型紙ですので、縫い代を付けて裁断してください。
前後身頃の裾と袖口 3cm
その他 1cm

【用尺】

110cm幅 2m
計算方法 [着丈×2] +袖丈+衿

140cm幅 1.5m
計算方法 着丈+袖丈
着丈の設定によって変わりますのでご注意ください。

型紙は販売もしております。購入ご希望の方はこちらへどうぞ!

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作り方のポイント

スタンドカラージャケットの縫い方のポイントは2つです。今回使った生地は厚みのあるリネン生地です。縫い代の始末を通常でしたら片倒しにしますがそれぞれにロックミシンをかけて割る方法で作っています。

衿の付け方

衿と身頃の端をいかにすっきりと縫い合わせるかがポイントです。表衿を身頃の衿ぐりにつけた後、裏襟の縫い代をかぶせてステッチを入れます。ここで、厚みがありますので縫い代をカットしたくなりますがあえてカットせず、折り紙のように綺麗に折りたたんで、縫い代を落ち着かせます。

通常ならここでしつけ縫いなどをしてから表からステッチを入れますが、厚みのせいで間違いなくズレてきます。ですので、前もってここで仕上げとして細かくまつり縫いをして、裏衿を固定しておきます。

その後で、表側からミシンステッチを入れます。

全体の縫い方のポイント

今回は厚手の生地を使っているので、身頃と袖に関しては『衿ぐり以外に前もってロックミシンをかけてから縫い合わせ、縫い代を割る』という方法を取りました。縫う生地の厚みに合わせて縫い代の始末の方法を変えてください。

①の水色の線は前もってロックミシンをかける位置
②の黄緑の線は縫い合わせた後にロックミシンをかける位置

はぎ合せの位置にステッチを入れた後に、袖下と袖口にロックミシンをかけておきます。(黄緑の線)

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